Projects
本計画は老朽化した校舎の機能や性能を更新すること、今後生徒数の増加が見込まれる教育環境を改善すること、令和の時代にふさわしい深い学びの場を創出することを目的とした施設計画である。
新校舎は図書メディア空間から始まる学習スペース、ワークスペース、そしてクラスルームへと雁行しながら緩やかにつながっていく。雁行する形態から生まれる大小さまざまな空間は、生徒や先生、仲間達がともに学び交流する、多様な活動が生まれる場である。新旧校舎は昇降口を介して密接につなぐことで、慣れ親しんだ校舎を身近に感じながら利用できる、校舎全体の一体感や動線に配慮した施設計画である。
能美市老人福祉センター「亀齢荘」の建替えである。これまでの建物は老人向けの集会場、浴場主体であったが施設の老朽化と耐震性に問題があること、そして老人以外の利用も始めたことにより施設内容を見直し、近年は不特定の年齢対象とし運営してきた。用途の見直しにより規模の縮小化を行い、浴場や飲食施設の整備も行った。いろいろな年代の方々が集える建物として建替えを行うこととした。
既存の温泉のうち隣接する温泉を利用し、温度がやや低め泉質のため、昇温装置にペレットボイラーを採用することにより、環境への配慮も行っている。
金沢学院大学附属高校の屋内練習場である。
主にバスケットボール・バレーボール・バドミントンでの使用を想定したアリーナと、ウエイトトレーニングや有酸素トレーニングでの使用を想定したトレーニング室で構成される。アリーナはバスケットコート3面分の広さがあり、集会・式典等では2階の見学席と合わせて約2000人を収容できる。
外壁仕上は中学・高校校舎で使用されているレンガ調タイルに色合わせを行った質感のある吹付塗装とし、既存校舎との調和を図っている。また、アリーナの大きなボリュームをトレーニング室や更衣室から構成される2層の低層部で囲い、さらにアリーナ上層部の壁面を勾配のついた屋根形状とすることで、道路側および既存校舎側への圧迫感が低減されるように配慮した計画としている。