五井イズムが紡いだ70年

70th anniversary

1954 - 2024

五井建築研究所は金沢に根づき、
70年という歳月の中で、地域の文化・歴史・伝統を
建築の力でより合わせ、1本の糸を紡いできた。
これからも私たちは、その糸を紡いでいく。

土浦亀城邸にて(左から市浦健、前川國男、五井孝夫、土浦夫妻)

Message

ご挨拶

創造性豊かな建築によって地域社会への貢献を

北陸新幹線が敦賀まで延伸した2024年、おかげさまで弊社は創立70周年を迎えました。今日まで私たちが歩んでくることができたのは、ひとえに信頼をよせていただいた建築主の皆さま方および、お力添えをいただいた地域の方々のおかげであります。ここに心より感謝を申し上げます。

この記念誌を発刊するにあたり「五井の存在意義とは何なのか?」をテーマに創業者の行動原理や思いを振り返りつつ、歴代代表がそれぞれの時代に何を成し遂げようとしたのか。変化する社会と建築に対して、我々はどのように進化し、貢献すべきなのか。地域に根差した建築家集団である我々は何を守り目指していくべきなのか。五井の未来へ紡いでいきたいという思いがありました。

社史を振り返ると、五井の先輩たちは地域のために一歩を踏み出す行動力があり、地域の設計事務所の雄として探求性と倫理性を持って振る舞い、それが長い道のりだとしても、正しい道だと信じて進む強い信念がありました。

今は創業初期の所員は一人もおりません。発刊に携わった所員たちと五井の軌跡を追いかけ編集するなかで、各々が“五井イズム”を感じ取ることができたのではないでしょうか。

この先も周年の節目を重ねるために、我々は“五井イズム”を行動理念に、創造性豊かな建築によって地域社会へ貢献しながら、地域の皆さまからの信頼をいただけるよう、真摯にそして確実に取り組んでまいります。

70年という年月の間、五井の作品に関わった方々は、建築主や工事関係者も含めると、きっと何万人もいると思います。その方々に「五井と一緒に仕事をしてよかった」と、共感してもらえる建築を創ることが最大の喜びであり、我々の目標です。

株式会社 五井建築研究所 代表取締役

喜多 孝之

History

五井イズムが紡いだ70年