株式会社ほくつう本社社屋

株式会社ほくつう本社社屋
@ GOI Architecture & Associates.
カテゴリー 事務所・工場
所在地 石川県金沢市
延床面積 5,537.81㎡
工事種別 新築
構造 S造
階数 5階
竣工 2015年10月

金沢市郊外の商業地に立地する通信関係の総合的なシステム提案・システム構築を行う北陸通信工業の本社移転計画である。
弊社では計画に当たり新しいオフィスのかたちとして以下の6つのポイントについて提案を行った。
1. 自然エネルギーの活用及び高性能機器の採用による環境負荷低減を目指した計画
南側前面道路に大きく開いたガラス面は2層構成となるダブルスキンを採用。
夏場には遮熱層、冬場には断熱層となり建物の省エネルギー化を計ると共に開放的で明るい社屋を見る人に印象づける。
クールヒートチューブによる地熱利用。
年間を通して温度が一定な地熱を利用し、外気を地熱利用で夏場は涼しく、冬場は暖かい室内の温度に近づけて取り入れるシステムを構築。また、中間期にはできるだけ自然通風が取り入れられるよう各所に風の通り道となる開口を設けている。
  高性能機器として全館LED照明化、高効率エアコン、節水型衛生器具等を積極的に取り入れている。
2. 省メンテナンス、維持管理のしやすさを目指す長寿命化オフィス計画
光触媒塗料により前面カーテンウォールの汚れ防止措置を行っている。
北面にはメンテナスバルコニーを設置。窓ふきなどの維持管理の際に活用できる。
3. 将来の変化に対応するフレキシビリティを高めたオフィス計画
オフィススペースは最大16mスパンの無柱空間を確保し、自由度の高い空間を実現している。社内の編成の変化に合わせてレイアウトが可能となると共にお互いの視線が通りオープンなオフィス空間を実現している。
4. プラスワンの付加価値を備えたオフィス環境
各階のオフィススペースには隣接してリフレッシュルームを設けている。仕事をする場と…

カテゴリー 事務所・工場
所在地 石川県金沢市
延床面積 5,537.81㎡
工事種別 新築
構造 S造
階層 5階
竣工 2015年10月

金沢市郊外の商業地に立地する通信関係の総合的なシステム提案・システム構築を行う北陸通信工業の本社移転計画である。
弊社では計画に当たり新しいオフィスのかたちとして以下の6つのポイントについて提案を行った。
1. 自然エネルギーの活用及び高性能機器の採用による環境負荷低減を目指した計画
南側前面道路に大きく開いたガラス面は2層構成となるダブルスキンを採用。
夏場には遮熱層、冬場には断熱層となり建物の省エネルギー化を計ると共に開放的で明るい社屋を見る人に印象づける。
クールヒートチューブによる地熱利用。
年間を通して温度が一定な地熱を利用し、外気を地熱利用で夏場は涼しく、冬場は暖かい室内の温度に近づけて取り入れるシステムを構築。また、中間期にはできるだけ自然通風が取り入れられるよう各所に風の通り道となる開口を設けている。
  高性能機器として全館LED照明化、高効率エアコン、節水型衛生器具等を積極的に取り入れている。
2. 省メンテナンス、維持管理のしやすさを目指す長寿命化オフィス計画
光触媒塗料により前面カーテンウォールの汚れ防止措置を行っている。
北面にはメンテナスバルコニーを設置。窓ふきなどの維持管理の際に活用できる。
3. 将来の変化に対応するフレキシビリティを高めたオフィス計画
オフィススペースは最大16mスパンの無柱空間を確保し、自由度の高い空間を実現している。社内の編成の変化に合わせてレイアウトが可能となると共にお互いの視線が通りオープンなオフィス空間を実現している。
4. プラスワンの付加価値を備えたオフィス環境
各階のオフィススペースには隣接してリフレッシュルームを設けている。仕事をする場と休憩する場のON/OFFの切り替え容易に出来ることで仕事の能率UPの効果をねらっている。また各階リフレッシュルームは各階吹抜けで視覚的につながり、階段によって自由に行き来できることで、それぞれ違う部署の交流の場となり職場の一体感を創り出す。。また、最上階には社員のための食堂を設け、屋上庭園を整備している。屋外テラスに出ることができ、屋上緑化を眺めながらランチタイムを過ごすことができる。機能的なオフィススペースを確保するとともにプラスワンの価値として各部に社員の憩いの場を設けることで新しいオフィス環境を提案している。
5. 明確な管理区分を設けたセキュリティ計画
来客エリア、社員エリア、役員エリア、さらに敷設する倉庫エリアを明確に区画するためにICカードを利用したセキュリティ計画を行っている。
6. 「災害応急活動に必要な施設」同等の耐震性能を目標とする構造計画
防災設備を取り扱う会社の本社社屋であり、災害時には迅速に重要な防災施設へ復旧にあたる必要があり、その拠点として本社を大きな役割を担っている。災害時にも安心して社員が外部への復旧作業へ向かうことができ、その指示系統を閉ざすことなく運用し続けることが本計画に求められている。
建物強度として構造計画では、官庁施設の耐震性能を参考に「災害応急活動に必要な施設」と同等の耐震性能を計画し、また水害対策を考慮したうえで主要な機器は上階に設置するなど、災害に強い建物を提案している。

周辺環境を考慮し、多くのオフィス、卸問屋が並ぶ街並みのなかで新たな風景を作り出すことで街全体が活気にみちることを意識して、オープンで明るいイメージの外観や夜間照明によるライトアップ等を提案している。

カテゴリー 事務所・工場
所在地 石川県金沢市
延床面積 5,537.81㎡
工事種別 新築
構造 S造
階数 5階
竣工 2015年10月
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