クロスガーデン加賀

カテゴリー 事務所・工場
所在地 石川県加賀市
延床面積 2,982.31㎡
工事種別 新築
構造 S造一部RC造
階数 4階+PH階
竣工 2023年4月

北陸新幹線の敦賀延伸に伴い、加賀温泉駅周辺が観光の拠点として整備されていくなか、地域経済の拠点である加賀商工会議所が入居し、これまで以上に地域とつながる新しいスタイルの北國フィナンシャルホールディングスのビルを計画することになった。
コンセプトは「働き手と市民、企業と地域社会をつなぐ次世代の銀行モデルの実現」、地域社会と人々を繋ぐ試みと、次世代に相応しい環境配慮型の建築モデルを目指し計画を進めた。銀行と商工会議所という普段は訪れることは無いであろう施設に、一般市民や学生などが訪れる仕掛けとして、オープンガーデンから2階フリースペースに繋がる大階段セミパブリック空間を計画した。
銀行の在り方は今後も多様に変化する。その変化に合わせて空間もフレキシブルに変化できるよう1階の銀行店舗内は柱を設けないデザインとした。この無柱空間を実現させるため2階床にはCLT床版を採用し床荷重を抑えている。またこのCLTの材料は加賀産杉材を採用しており地産地消にも寄与している。脱炭素、地方創生への貢献として地域産材である能登ヒバや杉材を内外装に活用、内部デザインには地域ゆかりの工芸や素材を随所に採用している。(山中漆器、越前和紙、サイン)さらに建物は一次エネルギーを75%以上削減したNearlyZEBを取得、BCPとして構造重要度係数1.25以上、太陽光発電、自家発電、蓄電池、EV充電設備を備え、建物価値向上と災害に強い建物を目指した。

カテゴリー 事務所・工場
所在地 石川県加賀市
延床面積 2,982.31㎡
工事種別 新築
構造 S造一部RC造
階層 4階+PH階
竣工 2023年4月

北陸新幹線の敦賀延伸に伴い、加賀温泉駅周辺が観光の拠点として整備されていくなか、地域経済の拠点である加賀商工会議所が入居し、これまで以上に地域とつながる新しいスタイルの北國フィナンシャルホールディングスのビルを計画することになった。
コンセプトは「働き手と市民、企業と地域社会をつなぐ次世代の銀行モデルの実現」、地域社会と人々を繋ぐ試みと、次世代に相応しい環境配慮型の建築モデルを目指し計画を進めた。銀行と商工会議所という普段は訪れることは無いであろう施設に、一般市民や学生などが訪れる仕掛けとして、オープンガーデンから2階フリースペースに繋がる大階段セミパブリック空間を計画した。
銀行の在り方は今後も多様に変化する。その変化に合わせて空間もフレキシブルに変化できるよう1階の銀行店舗内は柱を設けないデザインとした。この無柱空間を実現させるため2階床にはCLT床版を採用し床荷重を抑えている。またこのCLTの材料は加賀産杉材を採用しており地産地消にも寄与している。脱炭素、地方創生への貢献として地域産材である能登ヒバや杉材を内外装に活用、内部デザインには地域ゆかりの工芸や素材を随所に採用している。(山中漆器、越前和紙、サイン)さらに建物は一次エネルギーを75%以上削減したNearlyZEBを取得、BCPとして構造重要度係数1.25以上、太陽光発電、自家発電、蓄電池、EV充電設備を備え、建物価値向上と災害に強い建物を目指した。

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