北陸コカ・コーラボトリング㈱ 富山マーケットサービスセンター

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北陸三県及び長野県をサービスエリアとする清涼飲料水メーカーの富山県の東部を統括する配送拠点として計画された。
主要地方道・国道・高速道路のインターチェンジ近くなど、車両通行の利便性から求めた1.45haの敷地であり、北陸新幹線かがやきの走行する姿を建物の背景にし、西側には立山連峰の真白の姿が遠望できる。
製品の荷受・積込及び回収品の集積など、構内の大・中車両の動線を優先すると共に、この地方特有の冬期の北西風を防ぐ配送計画としている。
建物は製品の品質維持のため、断熱性を高めた屋根・外壁材を多用し、フォークリフトの製品荷受走行、カートを主とするピッキング等に支障のない無柱化高天井とした。
荷受・積込ゾーンは北陸特有の多雨・多雪からの製品を守るため広大な庇空間をつくり、この部分をコカ・コーラのシンボルカラーである赤色とし、又事務所棟部分のカーテンウォールはレギュラーサイズの硝子ボトルの青緑色としてメーカーのイメージを表現している。

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